健康診断のすすめ



【お迎え前健康診断について】
入店してから1週間以上手元で様子を見てから販売致しております。
また、お渡しする際に、お客様にも体重・肉付き、指・爪の有無、その他体のいろいろな個所をご確認頂いてお渡し致しております。
ですが、個別に健康診断を実施しているわけではございません。
健康診断をすることにより、その仔の健康状態をより的確に把握することができますので、
安心してお迎え頂けると思います。


【健康とは】
「お店っていうのは、健康な仔を売る義務があるんだ」

では「健康」とは、何でしょう?
細菌・真菌・原虫など存在していないことでしょうか?
当店では、体重管理や投薬するなどできる限りのことはしておりますが、
きっちりしっかり投薬してすべてを無くした状態のみが、健康なのでしょうか?
細菌・真菌・原虫がいたら健康ではないのでしょうか?
いいえ違います。
健康=無菌 ではございません。
何の菌も持たない生き物などいないのですから。
ではどういう状態が健康なのでしょう??

健康とは、元気な状態のことだと考えます。
肉付きもしっかりして、動きも活発、フンの状態も良く、おしりも汚れていない、目がパッチリとして澄んでいるなどなど
見て分かることもたくさんあります。
ですが、体の中は見られません。
健康診断は、その仔の見えない部分がどういう状態かを詳しく確認する場です。
健康=無菌ではありません。
健康=元気です。


【健康診断で異常があった場合】 
健康診断で細菌などが必要以上に多い場合、投薬が必要になる場合がございます。
この場合、お薬代当店負担にて投薬してからお渡し致しております。
ただ、菌がいることがただちに要投薬 ということではございません。
もともと少量であれば存在していることが普通な菌はたくさんあり、
菌が発見されたからといっても投薬なしで大丈夫と判断されることもございます。
健康診断は、あくまでその仔のその時(お迎え前)の状態のチェックです。
生き物の状態は日々変わります。
その後の飼育方法いかんで、病気にも、死亡にもつながります。

健康診断で異常がないことが、その仔の一生の健康を約束するものではございません。
風邪を引かぬ人間などおらず、ケガをしない人間もいないのと同様に、

一生健康でいることを約束できる動物などおりません。

【獣医さんもいろいろです】
お迎え前に健診をしたから、その後健康診断をしなくてよいわけではありません。
本来健康診断とは、生き物の状態をただ診てもらうだけではなく、
ご自身で病院に連れていき、獣医とよく話をしつつ、
疑問に思うこと・薬の種類・投薬方法・その他気をつけることなどを確認するなど、
「飼い主」が、納得ゆくまで獣医と話をするための機会だと考えております。
ですので、お迎え前健診をされましても、
あなた自身が信頼する獣医に連れていき、その仔の健康状態についてよくお話することも
とても大事だと考えます。
職業上、(たぶん)多くの動物をみなさんよりも多様な病院に連れていきます。
同じ仔を連れていって診てもらっても、診断結果が違うこともございます。
当店での健康診断結果とお客様が信頼するかかりつけの獣医の診断結果が違う場合もあるでしょう。
ですが、それは当店での健康診断が間違っているということではありません。
獣医の判断も多様ということを忘れないでください。

【生き物の補償について】
お迎え前に各種検査・健康診断をしていない生き物につきましては補償を致しておりません。
ご心配な方は、お迎え前の健康診断をおすすめ致します。




【健診内容】
【小動物について】
検査内容 価格 詳細
健康診断
(触診・糞便)
診断書付き
5,250円 健康診断の結果、
こちらでしばらくお預かりした方が良い場合は、無料にてお預かり致します。
お薬代がかかる場合は、当店で負担致します。
【当店での小動物の管理について】
日々の観察を怠らず、必要に応じて投薬もしております。
また、よりお客様に安心して頂けるよう、お店でもブリーディングをしております。
@親そのもの、親の住んでいる環境、食べているフード等、
より多くの情報をお客様にお伝えすることができる
A親の健康管理をすることにより、生まれてくるベビーの健康を管理することができる
B小さいうちに移動させる必要がないので、ベビーにとって負担が少ない
などなど、たくさんのメリットがございます。

【インコについて】

検査内容 価格 詳細
健康診断
(触診・そのう・糞便)
診断書付き
6,300円 健康診断の結果、
こちらでしばらくお預かりした方が良い場合は、
無料にてお預かり致します。
お薬代がかかる場合は、当店で負担致します。
クラミジア検査
(オウム病検査)
8,400円 検査結果が陽性の場合、
当店にてお預かりし、無料にて投薬致します。
ウイルス検査
(PBFD・BFD等)
1項目 9,450円
2項目 16,800円
3項目以降 +6,300円
検査結果が陽性の場合、
【ご予約金】 代鳥に充当
【検査代】 返金なし、代鳥検査代当店負担
【ご注意】
ヒナは湿った餌を食べているため、またフォーミュラの中には酵母菌が含まれているものもあり、
異常なしという結果を得にくいです。
そのため、ヒナ(挿し餌中)にてお迎えをご希望される場合、健康診断は致しておりません。
【オウム病について】
健康状態が悪ければ、多くの獣医はオウム病検査を勧めるでしょう。
では具合が悪くなければオウム病ではないのでしょうか?
それは違います。
よい状態に見えても、キャリア(クラミジアを保有しているが発症していない)の可能性は考えられます。
オウム病がご心配なお客様は検査をすることをおすすめいたします。
検査を希望される方で、すでに鳥を飼われている場合は、お迎えする仔だけ検査をされても意味がありません。
おうちの仔のオウム病の検査もお考え下さい。
【一人餌について】
哺乳類(ハムスター・うさぎなどなど)は、離乳前にお渡しすることはまずありません。
ですが、鳥の場合は、手のりにするためヒナから購入することの方が一般的ですし、当然と思われている方も多いです。
確かに、ヒナから育てることはインコを育てることの楽しみの一つだと考えております。
ですが、ヒナから育てるということはとても大変なことでもあります。
何も考えず、何も準備せず、だた餌を与え、でも元気に一人餌になったというお話も聞きます。
それはただ単に「ラッキー」でしかありません。
生き物に絶対ということはございません。
知識・経験・技術があろうとも、育てられない場合もございます。
そのため、当店ではインコが一人餌になるまでお預かりをしております。
また、挿し餌をやめてから一定期間は様子をみてからお渡ししておりますが、インコはとても繊細です。
どんな種類のインコでも、一人餌でお渡ししましても、環境が変わると食べなくなることは多々ございます。
一人餌まで預かってもらったから、連れて帰ってもご飯を自分で食べてくれるはず、とはどうか思わないでください。

一人餌ということに安心せず、しっかりと保温・温度管理できる環境を整えてあげること、
具合が悪くなったときに、すぐに連れていける獣医さんを調べておくこと、
体重の細かな変化に気づくため、体重計を用意することなど、
一人餌ということに安心せずに、最大限の準備をしましょう。

また、待ち望んだインコがおうちに来て、嬉しくてついついたくさん遊んでしまう方もおります。
お迎え後は、ご飯を自分で食べるのを確認するまでは、そっとしておいてあげてください。
【当店でのインコの管理について】
お店では、1羽ずつケースやケージを分けて個別管理したり、
真菌・細菌・原虫・クラミジア等に対して必要に応じて投薬もしております。
また、お店での繁殖にも取り組んでおります。
【小動物も鳥も】
生き物であるが故、絶対ということはありません。
一人餌までお預かりすること、
お迎え前に健康診断を受けられること、など
できるだけいろいろなお客様のご要望にお応えできるような体制を整えております。

【最後に】
多くのお客様が、気に入った仔をご予約された場合に、
具合が悪ければ、こちらで病院代を払いますので、すぐに獣医に連れてください、
とおっしゃってくださいます。
また、お渡ししました仔が残念ながら亡くなってしまった場合にも、
せっかく育てて頂いたのに申し訳ないです、
とこちらにご報告くださるお客様もいらっしゃいます。
その一方で、お店で販売しているのだから、
何かあったらお店で全部補償してくれるんですよね、とおっしゃる方、
飼い方も聞かず、勧めたフード・用品も購入せず、死んだら補償してくれるんでしょ、とおっしゃる方、
お渡し後何の音沙汰もなく、状態が悪化してから突然連絡をする方もいらっしゃいます。

きちんとした飼育環境を整えてあげなければ、どんなに元気な仔でも
お渡しして3日で亡くなることも十分ありえます。
お店で1ヶ月以上お世話をして成長を見守ってきた仔がお渡しして3日で亡くなる、
こんなに悲しいことはございません。
お迎えする上で心配になる気持ちはよく分かります。
ただ、亡くなった時のことを尋ねるよりも前に、
どういう環境が適しているのか、何が必要なのか、日々どんなチェックをすればよいのか、
その仔が生きていくということ、その仔を育てていくということをもっと考えてください。
そして、もっと尋ねてください。